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No.066

邪道ゴルフ(その1)

97/12/10
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何年やっても一向に上達しないゴルフについて、蘊蓄(うんちく)を傾けようとは思いませんが、これはゴルフ珍道中のようなお話です。

アメリカで一人暮らしを経験した人はご存じでしょうが、暇つぶしはドライブかゴルフになってしまいます。ゴルフなんて!といっていたものの、仲間はずれになり、暇を持て余すとゴルフをやるしかありません。やむなくクラブを握ったのはもう、かれこれ15年ほど前になりましょうか。
普通なら「ゴルフ歴何年、ハンディキャップ幾つ」というところですが、基本をしっかりと教えて貰い、真剣に研究してトラック一杯のボールを打ち、練習する努力を何もしないので、巧くならないのは道理でしょう。

ゴルフ天国はなんと云ってもアメリカでしょうね。あの不公平だと感じる広大な土地に何処に行っても無数のゴルフ場がありますが、やはり住めば都で、そのうちでもカリフォルニァが良いですね。
特にペブルビーチ ゴルフリンクス(pebble beach golf links)が世界のトップ100ゴルフコースの中でも有名です。
あの、フランスの町並みを忍ばせる瀟洒な町、モントレー、これは名優クリント イーストウッド市長で有名ですね。また風光明媚な17マイルドライブなどの観光名所が近くにあります。

その当時、「ペブルビーチは一泊してゴルフをやると100ドル掛かるそうだ」と話して居たことがありますが、考えるまでも無く日本円で一万円かそこらなのでした。何しろ、普通で8ドル、時折奮発してハーフムーンベイのような名の知れたところでプレーするときは35ドル程度でしたから、高く感じたのでしょうね。

アメリカの会員権は売買出来ず、一代限りだそうです。
パブリックは会員の紹介など無く、電話一本で符丁のように名前を告げ、予約をします。その名前で順番が来たとき呼び出しを掛け、お客が答えて呉れれば良いわけですから、名前は何でも結構。ときには朝のうちあるゴルフ場でハーフだけプレーをして、それから他のゴルフ場に予約もなしに飛び込んで後半をプレーし、更にまた別のところでラウンドと云うように流れ歩くこともあります。まさにゴルフのはしごですね。

スコアに関係なく、一日に何ラウンド出来るか、とやったことがありました。
まぁ、3ラウンドが限度でしょう。まさかといわれるかも知れませんが、アメリカの夏はデーライトセービング、つまり夏時間ですから、朝の4時には明るくなり、太陽が地平線に落ちるのは夜の9時過ぎ、まさに17時間あるのです。
それに9ホール終わるとスナックに飛び込み、ホットドックとコーラを買い、そのまま、かじりながらプレーを続ける訳ですから、時間はいくらでもあります。

流石に3ラウンド後半に入ると、みな自分の打順が来るまで芝生に寝転がり、数十秒間の睡眠を取るようになってきます。これはゴルフでは無く、耐久レースのようなものです。
日本に帰って暫くして友人が「4ラウンドに成功したよ」と興奮したように電話を掛けて来ました。何ともはやですね。
それだけやれば、随分巧くなったろうって? ところが違うんですねぇ。

話が長くなりました。この続きは次回にしましょう。

ごきぶり日記

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