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No.081

悪魔の爪

98/02/13
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よくもまぁ、次から次へと悪いやつが捕まりますねぇ。

公団汚職。こんな話をくどくどと書かなくても、みなさん、毎日メディアでうんざりするほど聞かされていますよね。
大銀行、大証券が一攫千金の利権を獲得するため、権限を持った役人を接待漬けにする。接待される方にも全く節度がなく、自らその誘惑にはまり込み、止まることを知らずエスカレートする。まさにアルコール中毒患者が酒にのめり込むようにね。

アル中患者は全く自制が効かず、酒に手を出すけれども飲んでいても苦しみだけだそうですよ。同じ中毒でも、何の罪悪感もなく料亭だ、ゴルフだと麻痺した感性と理性で楽しんでいるとすればもっと始末が悪いですよ。
アメリカだって一昔前には、こうした贈収賄があったのですが、何でも徹底的にやるお国柄ですから、司法は信じられない厳しさで対処して来ました。

お中元、お歳暮などのないアメリカで唯一、人にプレゼントを渡せるのはクリスマスパーティでしょう。パーティのプレゼント、つまり giveaway は確か、一人当たり25$、現在の為替レートで3,000円以下に厳しく制限されていました。

「日本には、古来から役人は偉くて権力を持っている。だから言うことを聞き、何でも要求を叶えなければという文化がある。収賄を受ける方も悪いが、国民も意識が問題だ」という人もいますね。でも、そうでしょうかねぇ。
利権のためには何でもやる悪いやつ。これが大銀行、大証券の幹部、トップなんですよ。畏敬の念を持って接待しているわけがないじゃないですか。

悪魔が利権を狙って黒い爪を立てているという方が当たっているんじゃないんですか?それも何処の会社もやっているとか、ある程度はみんな接待を受けているとか言う感覚で、1000万円を越えたから問題だというのでは、目糞、鼻くそのたぐいですよ。これからはグローバルスタンダードといいますが、こんな旧い体質では問題はそれ以前ではないでしょうかねぇ。

この辺で本当に怒らないといけませんね。

ごきぶり日記

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