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No.307

ストレス解消の極意は

02/12/20
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「ストレスを感じますか?」 こんな質問を愚問というのでしょうね。

世界中が一大マラソン大会のように走っており、然もこのマラソンにはゴールが無く、倒れた時がゴールだと言われています。ということは「レースを完走する」ということはあり得ないことで、更に人を追い越し追い抜かなければ自分が倒されるという何とも救いのないサバイバルレースです。

世の中がどんどん変わってゆく、日本経済が奈落の底に落ち込んで行くような話ばかりで、会社は大丈夫か、自分の暮らしは守れるのか、という不安と共に犯罪は増加する、社会的モラルは落ちっぱなしと身辺はストレスだらけですからね。

集団の中で生きているのだからストレスが掛かるのは当然のことですね。でも、社会全体がが希望に満ちた上り坂にあるときは、それぞれに自分の大きな夢があるからストレスというものは適当な活性剤であって、生きる気力の源泉になっていたことでしょう。前に進む道が真っ暗で、その先に何があるのか判らない状態では良性のストレスになる筈がありませんよね。

コレステロールにも悪玉と善玉があるように、ストレスも同様だと思っています。
成人病の要因になるコレステロール、中性脂肪、血糖値などはバランス良く、適量を食べて、あとは適当な運動をすれば良いことは分かり切っています。
運動は歩くのが一番、とは判っているのですが、それがなかなか実行出来ない。つまり自己管理の問題です。

一方、ストレスはこの社会に生きている限り、日の光を浴びるように否応なく降りかかって来ます。これは自己管理が難しいですね。
“俺はストレスだぞ~”という顔をしてやって来ない。その人が現在置かれている環境、心配事、など弱いところに遠慮会釈なく噛みついて来るようです。

何度も申し上げるように人間というものはかろうじて気力で生きているものだと思っています。病原体は常に隙あらばと弱点を狙っています。
がん細胞は常に発生しては消滅して、また発生するというように正常細胞と闘いながら制覇を狙っているのですね。

加齢とともに気力が衰えてくる。そうすると悪玉の出番です。でも考えるにその時期は悪玉も衰えて来ている筈ですね。
何でも良い、気力を漲らせることの出来る生きる目的があればこの闘い、決して不利ではないと思っています。

トンネルの先が真っ暗、何が起こるか判らない、と思い悩むのは鬱を招き、悪玉はこの鬱が大好きときているから、待ってましたと取り付いて来る。
そんなときは、友と語らい、酒酌み交わし、襲いかかるストレスをヒラリと体をかわしてやり過ごす、心のわだかまりがあれば書き殴って、勝手に自分で自分を納得させ、もう一人の自分に慰めて貰う。こうは行きませんかねぇ。

ごきぶり日記

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