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No.308

“あっ!”という間に2002年が

02/12/27
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今年も暮れようとしています。
時間軸の動きが早くなったわけでもないのに、時があっという間に過ぎて行きますね。廻りの景色、つまり世の中が目まぐるしく変化する、自分の歩みは変わらない、だから当然早く感じるのでしょう。歳のせいで歩みが遅くなると益々早く感じるということもあります。

何しろ2000年問題で地球がひっくり返るような騒ぎをしていたかと思うと、もう2003年を迎えることになっているのですから。
今年とは何だったんだろうか、と考える時があります。奈落の底で喘いで暮らした1年だったのでしょうか。それとも中庸の平和の中で何とか安泰に過ごした1年だったのでしょうか。

然しなんとも判らない世相になったと感じています。デフレが止まらず、一部の名門大手都市銀行が株価100円未満の屈辱を受けて国有化の危機に瀕しています。
IT不況は先が見えず、メーカーの生死を掛けたリストラが猛威をふるい、止まるところを知りません。倒産は増加の一途を辿り、業界の再編成は怒濤のように進んでいますね。

何とかしないと日本が破産する、と言われる天文学的な借金を抱えながら、一部の政治家は金を使え、そして景気を回復させれば借金なんて吹っ飛ぶ。借金は先に送って行けば良いんだと言っていますよ。
その腹の中は相変わらずの選挙と利益誘導が透けて見えています。誰とは言いませんが、見ていても胸くそが悪くなるようなお馴染みの顔、顔が並んでいます。

ピッキングなどの犯罪はうなぎ昇り、ショベルカーでATMをかっさらって行く、動機も無い凶悪犯罪はどんどん増加し、正義漢が命の危険に晒されています。
こうして書くと日本はまさに世紀末症状ですね。

一方、デパートなどでは女性が気が狂ったように買い漁っている。平日白昼のレストランなどは、この国は女性だけの国になったのかと思うほどに女性天国で、お金に困るなどという雰囲気は微塵もない。子どもの欲しがるものは何でも買い与える。何でこれが大不況なのでしょうかねぇ。

ことによると明日が無いので刹那的な自暴自棄に陥っているのかも知れないなぁと思うときがありますよ。
不透明な時代で先が読めないことは確かです。でも慣性によって振り子は元の位置に戻るものですが、片一方に振れっぱなしで糸が切れるということもありますからね。どうやら来年のことは明けて見なければ判らないということでしょう。

今年も何となく1年を締めくくって、年が明けてから戦略を立てることにいたしましょうか。“明日は明日の風が吹く”という三度笠の旅のようですね。
やがてアメリカのように、道を聞かれても危険なので反応しないような国になるのかもしれませんよ。それでも人は逞しく生きて行くでしょう。
お互い、自分だけは淘汰されないように頑張りましょう。

月並みに「良いお年を・・」

ごきぶり日記

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