presented by TECHNO CREATE
HOME > コラム > 「ごきぶり日記」 > No.330 投票に行きましたか?  
No.330

投票に行きましたか?

03/11/13
印刷
文字サイズ
[大][中][小]

投票に行きましたか?

「投票することが出来る」ということは人類最高の幸せさの筈なのですが・・。
それこそ血で血を洗う、永い永い民族同士の殺し合い、破壊の連続、あるいは独裁者の支配による圧政などは、今もって多くの国が遭遇している問題であって、その結果としての人々の貧困と飢えとの闘いは尽きることなく続いています。
投票権を持ち、自分の国の将来に対する意思表示が出来るということは、これらの国の人々に取っては理想郷でしょう。

日本人のある層は、それは人ごとであって“自分たちとは無縁”“わかんない”“関係ない”“他にやることがある”といっているようです。
こうした人種は日本に住む権利を自ら放棄したことになると思います。
今回の総選挙は結果として投票率がほぼ60%(でしたかね?)つまり40%はこの“関係ない”族ということになります。

勝手な推測を展開すれば投票した60%は地盤、看板の古い部族と、何とか変えようと考える新人類に別れ、これが拮抗するまでに接近したということになりますか。更に希望的観測をすれば、古い部族民はやがて老いて世代が交代するでしょう。交代した世代は新しい潮流で洗脳されているでしょうから、結局は変化するという道筋になるのだろうと思っています。

日本が戦争による犠牲者を出さなくなってから58年経過しましたね。その時生まれた人が58歳ということだから、戦争の悲惨さ、恐ろしさ、無益さは過去の歴史で知り、頭の中で考えるだけで全く実感出来ないでしょう。総理大臣然りです。

第二次世界大戦を闘い、敗戦のつらさを経験された方が今、蘇ったら何と考えるだろうかと考えています。もっともつい最近まで現役の80代の政治家はその渦中にあったはずです。
だが、そうした人たちが主戦論者に近いのは何故なんでしょうかね。
欧州を旅行したある友人がパブで知り合ったドイツ人から「前回はやり方がまずかった。今度は一緒にうまくやろう」と声を掛けられたといいます。
長老たちは憲法を改正し、国力を付けて“夢よもう一度”と考えているのかも知れません。

60%の中の革新派の考えは似通っているように思われます。マニフェストを見るまでもなく、現政権の腕力は知れてしまいました。このまま騙され続けて酷い目に遭うのは困る、対向勢力が良いとは少しも思わないのだが、この際、主客転倒させて冷水を掛け、与党に大いに反省させたいという想いがあるように見えます。

革新派が、現状を毀損せず段階的に変化させようという趨勢なら大したものですね。それなら賛成です。とにかく変えてみる、そこから変化を求めるのが良いですね。
官との癒着、利権、既得権などを一旦剥がして、それから次の手を打つ必要があります。

日本人は60年安保の頃のような怒る心、憂う心がなくなったようです。それは為政者の思うつぼで、権力者が悪意や野望を持てば再び最悪の道程を歩むことになります。
投票率は60%でよいのではないでしょうか。罰金や賞金で駆り出しても、ルックスの良い男、良い女などで選ばれてはたまったものではありません。
心ある人が半数以上居ればその結果の方が良識の確率が高いと思っています。

ごきぶり日記

投稿「私にも一言」

ページTOPへ