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No.345

今年も終わった確定申告

08/03/25
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あれからもう4~5年になろうか。確定申告が電子申告で出来るということなので国税庁に申請してCDとともに納税利用者識別番号と暗証番号を貰った。
その時はそこまででちょっと試してそのまま放置していたのである。ところが最近しきりに電子申告が喧伝されるので、ではまたやって見るかとその気になった。

当時送られて来たCDがあったなとゴソゴソと探し出した。別に暇になったわけではないが、またやってみるかとばかりそのCDを開いて再挑戦である。
実はもう一つの不純なきっかけは電子申告すると5000円が戻ってくるわよ、という家内のひと言があったのだが・・。

CDに加えて納税利用者識別番号と暗証番号を用意して再び試して見たが全く動かない。そこであの時の、初めての電子申告はどうしたっけ?と思い起こしてみることになる。

確か「何だこれしきのもの」と始めて見たら、まず役所に行って住基カードを作ってもらい、それに電子証明書(500円)をつけて貰なければならない。
然も電子証明書は近くの役所ではなく所管の税務署に行く必要がある。更にICカードリーダーを買い、そのドライバーをPCにインストールする。AdobeやJavaなどの関連ソフトも更新して置かなければならない。

それが出来たら国税庁のホームページからやおら開始届を送る、という厄介な手順があり、出来ないことはないがこの忙しいのに面倒でやっていられない、と電子申告を諦めて、国税庁ホームページの申告記入ソフトだけを使って作成、印刷して郵送したのだった、とようやく想いだした。

当時送られて来た資料をよく読むと、納税利用者識別番号と暗証番号には期限がありその期限を過ぎると再び申請をやり直さないと無効、とある。
何のことはない、既に有効期限切れのライセンスを使って懸命にやっていたという笑い話であった。

そこで、ふと疑問が起こった。電子申告というものは一体どんなメリットがあるのかという単純な発想である。考えるまでもなく、違いは申告書と領収書類を郵送するかしないかということに尽きる。電子申告の場合は領収書を3年間保管する義務を生じる。領収書などというものは溜まると厄介なもので、送ってしまえば「あとは野となれ」とさっぱりするから、やはり電子申告などやらない方が良いと変な理屈をつけたくなる。

今までのように印刷して郵便で送るという仕事に比べて、余りにも面倒で、然も年一回、それもそんなに複雑でもない申告になぜ電子申告か、という疑問は更に広がる。そこでWEBで調べることになる。
電子申告は2010年までに普及率50%という目標が立てられているとのこと。これが達成出来なければ制度を見直すことに繋がるらしい。
だが、一昨年は0.2%、昨年は数%程度とある。あと2年では誰が見ても覚束ない。

ところでパスポートの電子申告はどうなったのかな?と調べるうちにこの件、やはり立ち消えになっているという。
国民総背番号制が出来て、一元的に認証が出来るようにならなければ駄目かな、と思ったが、それが国家統制の原点になるのはもっと恐ろしい。
やはり「過ぎたるは及ばざるが如し」で面倒がらずにやる方が幸せなのかも知れない。

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