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No.008

「ルールとペナルティ」(YMさんより)

98/10/08


昨今の官僚の腐敗ぶりがマスコミを賑わせていますが、どうしてマスコミはものごと本質を突かないのか不思議に思います。

政治家というのはひとつの職業だったのか?

なんて皮肉を言いたくなる最近の政治家はさておき、国民の味方を標榜するマスコミは、真のジャーナリズムの精神は失ったのかもしれません。

これだけひどい行為をしていた!と、悪人の所業に呆れるだけの報道をしたところで何の解決になるのでしょう?
ワイドショーのネタとして、スポーツや芸能人の話題と同等の扱いで良いのでしょうか?
もちろん、世論を喚起する意味で、悪辣ぶりを紹介するのは結構なことですが、本当に自国を憂いるならば、本質を対して疑問の声をあげて、世論に対して考えるべき課題を与え、少しでも自国の改善に努めるべきではないでしょうか?

官僚の天下りは一般の国民には良くない行為かもしれませんが、天下れた人にとっては感謝の気持ちがあるのではないでしょうか。
あいつに任せれば大丈夫なんて、同僚の間では信頼の置ける裏の人事部長だったのかもしれません。
受け入れる企業も、これで何々省には顔が利く、、なんて、メリットを感じているかもしれません。
賄賂も然り。当事者にとっては損得のバランスの取れた行為なのです。

では、どうすれば良いのでしょうか?私は、ルールとペナルティの確立が必要だと思います。

彼らは国家公務員です。
この国をもっと良くする(良くするの定義にも私見があるのですが、これについては次回以降にします)ために、あれこれと考える仕事を与えられた人たちのはずです。
その仕事に対して、国民の税金があてがわれます。
いかに無駄なく、もっとも効率的に税金を使うことで、この国を良くするかを考える立場にある者が、特定の私企業に有利に仕事を進めることはルール違反です。

ルール違反を発見して、今後、同様のルール違反が発生しにくいような(しないではありません)新ルールをサッサと作るのが問題の再発防止のための策だと思います。
そのルールが適当であるかどうかを検証することは、マスコミや政治家の役目のひとつだと思います。

一緒にするな!とお叱りを受けるかもしれませんが、サッカーでも、プロレスでも、野球でも、泥棒でも、交通違反でも、、、ルールとペナルティが明確です。
ルールの違反者にはちゃーんとその違反の程度によってペナルティが用意されています。
政治家や官僚にも、ルール違反を犯すとまずい!と感じるペナルティを課するべきです。
一般の企業では、妙なことをして、顧客の信頼を失うと最悪の場合は倒産というペナルティがあります。
他にも、他社との競争があり、より顧客の求めるニーズを汲み取れるかが勝負になります。

今の国家公務員や政治家にはルール違反もペナルティの感覚もないのではないでしょうか。
国民を舐めきった官僚とか政治家とか、彼らを悪く言うマスコミの表現は正確ではありません。
私たち、国民がアホで、舐められているのです。

まず、国家公務員や政治家に関するルールを第三者で作りましょう。
政治家や官僚では(当たり前の話ですが)自分達に厳しいルールは作れっこありません。

次に、ルール違反を明確にするにはどうすれば良いのでしょうか?
野球では両チームの利益になんら関係を持たない審判員が3人でゲームを見ています。
私は、国会にも、審判員として、第三者的立場の会計監査と国民選出の弁護士や学者を入れると良いと思います。
本当は家計簿をキチッとつけている主婦なんかも効果的でしょうが、、、(笑)。

ペナルティに関しては、少し過激かもしれませんが、私は今回のような汚職を犯した当人とその上司、関係者はすべて公職の永久追放をすべきだと思います。
公職を追放するといっても、江戸時代の切腹やお家断絶に比べれば屁のカッパです。
これは政治家にも当てはまります。自分の金でやりたい放題やっているならまだしも、国民の税金で何するものぞ、、、。
暗がりで浪士から天誅を加えられないだけマシというものです。

こんなペナルティは政治家や官僚の中から出てくるはずがありませんが、主権在民の国家ですから、国家公務員を雇っているのは国民です。
しかも、本来あってはならないことなのです。ルール違反を犯さない人には痛くもなんともないペナルティ、、、それにもかかわらず、この手の厳しい処罰は敬遠されがち。
みなさん、明日は我が身と思っているのかしらん?

他人の金を盗むと泥棒、だませば詐欺。いずれも、捕まれば監獄行き。しかし、国民の税金を盗んでも税金泥棒とは報道されない。

このままで良いのか!?

心の赴くままに

ごきぶり日記

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