テクノクリエートは、通信・伝送をメインキーワードとした技術開発受託を行っております。
HOME > 解説コラム > No.005 LSIとFPGA  
No.005

LSIとFPGA

12/04/19
印刷
文字サイズ
[大][中][小]


「モデムとは」シリーズ第3回


よくLSIとFPGAを混同する人が居ます。

FPGAは少なくともLSIに置き変われる規模では無いことは“知る人ぞ知る”です。
難しいことはさて置いて、それを開発価格で比べるとLSIは1品種を開発するのに数億円から10億円に及び、FPGAは高くても数百万円程度でしょう。
誤解を招くといけないので付け加えると完成品としての機能面、大きさは更に比較になりません。

この金額の倍数で比較が出来るわけではありませんが、開発費だけでも数百倍ということが判りますね。
更にその周辺を加えて考えるとどうなりますか。
それだけの素子が集約されているからLSI(Large Scale Integrator)と呼ぶので同じスケールのデバイスではないことはお分かり頂けることでしょう。

LSIは多くの製造工程を経て、シリコンウェハに焼き付けられたとしても、設計にミスがあった、あるいはシリコンウェハに傷があったりすれば「元の黙阿弥」のやり直しです。
これを簡単に「リワーク」と呼びますが、生産現場は涙が出るような思いでしょう。

さて、こうしたLSIは成功すれば数を作れば作るほど価格は下がり、安く出来るのですが、価格はニーズによって決まるから儲かる時はウハウハするほど儲かる。
よく言う「作れば売れる時代」の産物でした。需要が無ければ作れないことは自明の理です。
果たしてこうした時代は再び訪れるのでしょうか。

このコラムの感想をお聞かせ下さい。
ページTOPへ