PCMコーデック(音声コーデック)
ITU-T G.711規格に準拠したFPGA用のリニアPCMコーデックIPです。
一般的なA/D,D/Aを使用することにより、市販のPCMコーデックLSIに比べ、ディスコンのリスクを軽減することができます。
特長
- ITU-T G.711準拠
 - リニアPCM ⇔ μ-law/A-law PCM変換
 - 小規模FPGAに搭載可能
 
IP適用例(ブロック図)
インタフェース
| 信号名 | I/O | 機能 | 
|---|---|---|
| LAW | I | LAW 選択信号(0:μ-law 1:A-law) | 
| SR[13:0] | I | 14bitPCM リニアデータ入力 | 
| SP[7:0] | O | μ-law / A-law PCM データ出力 | 
| S[7:0] | I | μ-law / A-law PCM データ入力 | 
| SL[13:0] | O | 14bitPCM リニアデータ出力 | 
適用例:PCMコーデックLSIのディスコン対応
ディスコンのPCMコーデックLSIをA/D,D/A変換回路とFPGAで置き換えます。
規模(参考)
| FPGAデバイス | ALTERA製 CycloneIII(EP3C10) | 
|---|---|
| 使用LE数 | 約500LEs | 
| メモリ使用量 | 0 | 
| ※ その他デバイスの対応に関してはお問い合わせください。 | |
ご提供方法
- ご要望により本IPコアのカスタマイズおよび機能を追加してのご提供も可能です。
 - 外部制御回路等の周辺回路のカスタム設計も承りますので、ご相談ください。
 - Verilog-HDL言語で設計しています。(VHDL 言語での対応についてはご相談ください。)
 - マクロ(ネットリスト)によるご提供やROM 形式でのご提供も可能です。
 
