SNMP監視・制御システム

監視・管理システムの導入をお考えなら

SNMPエージェント機能

監視したい装置にSNMPエージェント機能を付加することで、SNMPの基本機能を利用した以下の各機能を実現することが出来ます。

対象の各装置をIPネットワークでつなぎ、組込みソフトウェアでSNMPエージェントソフトウェアを開発、カスタムメイドのマネージャーソフトと連携して、対象装置の状態を監視・制御することで、お客様のシステムのパフォーマンスを保つことが可能となります。

ソリューション開発

当社では、LinuxによるSNMPエージェントソフトおよびSNMPマネージャーソフト開発を提案しております。
監視対象装置に合わせたMIB定義、およびTRAP条件や組み合わせなど、お客様の監視システムの内容、規模に合わせて以下のようなカスタマイズ開発が必要になります。

１）エージェントソフト機能／マネージャーソフト機能

• 監視対象装置に合わせたMIB情報内容の設定、および制御機能。
• 各装置毎のTARP通知条件の設定、および条件の組み合わせ設定機能。
• 使い勝手を考えたマネージャー機能。

２）適用OSの選択

• Linuxによる開発：オープンソースで初期投資をミニマムにしたい場合に。
• ITRONによる開発：安定性、リアルタイム性を追求したい場合に。

３）エージェントボード

• 市販CPUボードの有効活用でコストミニマムを。
• 小型化や、既存装置への対応のための、カスタムボード設計。
  ※I2Cなど各種バスへの対応で、1つのエージエントボードで複数台の機器を監視制御することも可能になります。

システム導入例

クリーンルーム管理システム　―　空気の汚れ具合を「見える化」

室内空気質(IAQ)モニタにて各クリーンルームの空気の状態を観測するシステム。
空気質、温度、湿度などの取得したデータを、本システム内の管理情報ベース（MIB）に保存し、管理PCからSNMPまたはWEBにて閲覧することが可能です。（見える化）
管理PCからは、空気の状態が良くないクリーンルームの空気清浄機をSNMPボード経由で制御します。
また、SNMPボードに閾値を設定することにより、閾値を超えた場合にはTRAPで管理PCに通知するとともに、空気清浄機を制御して自動制御します。

ビル照明管理システム　―　省エネ、節電。

各部屋のセンサーユニットで部屋の在室状況と照明（LED）の照度を観測し、観測データをSNMPボードが周期的に取得し、MIBに保存します。
SNMPボードのMIBに保存されたデータは、管理サーバーからSNMPまたはWEBにて閲覧することが可能です。（見える化）
管理PCからは、各センサーユニットの照度を確認し、SNMPボード経由で各部屋の照明の照度を調整します。人感センサーにより不在であることが確認された部屋は消灯制御します。
このように様々な条件設定することにより照度制御や点/消灯制御を自動化することも可能です。

SNMPエージェントボード / ソフトウェアの開発

IPネットワークの監視・制御プロトコル「SNMP」を利用した、SNMP監視・制御システムを開発しております。
基板製造、FPGA設計、組込みソフトウェアの一括受託も可能です。

１）カスタムボード

２）市販CPUボード

３）SNMPエージェントソフトウェア開発

LinuxおよびμITRON系OS（NORTi等）による開発が可能です。

４）SNMPマネージャーソフトウェア開発

カスタムメイドのマネージャーソフトを開発することが可能です。

お問い合わせ

システムの各装置が常時正常に動作していなければ不都合が生じるだけでなく、システム全体のコストパフォーマンスにも影響が出てしまいます。
SNMPによる開発をご検討中であればお客様の詳しいご利用方法や、ご希望がございましたらお気軽にお問い合わせください。 お問い合わせへ